なぜ今年の紅葉は10年に1度の色付きと言われたか?

10年に一度の色付き


秋も深まり、街でも紅葉がきれいに見れる時期ですね。

今年は10年ぶりの色付きと言われました。
なぜ今年は紅葉が良かったのか?

それは、どうも雪解けのスピードと関わりがあるらしいようです。
日本の研究チームの分析によると、雪解けの早さと葉の色付きには相関関係がある、と調査結果をまとめたのです。

雪解けが早いと葉が衰えて、色素が作られる能力が秋までに衰えてしまう。そのために、色づきが弱くなる。
逆に、雪解けが遅いと、葉の色付きが濃くなる、というのです。

葉の色づきのメカニズム

葉の色づきは、葉に含まれる緑の色素クロロフィルが分解され、
元の黄色や、秋に新しく作られる赤の色素が現れることにあります。

秋になり、気温が低下すると、光合成の能力が低下し、クロロフィル(緑の成分)が
分解され、黄色(カロテノイド)や赤色(アントシアニン)が目立つようになるためなのです。

ちなみに、葉の色付きの気温の条件は8℃以下とされていて、
5℃を下回ると、一気に進むそうです。

寒暖差ができることで、葉と木の間を分離し落葉の準備をするのですが、
その間に葉に含まれるクロロフィルが分解し色づきが始まるのです。

温暖化よる影響で紅葉がなくなる日も?


今年は、昨年末にドカンと雪が降った影響で、雪が遅くまで残っていたこと、
急に10月初旬に冷えた日があったから、こんなに色付きがよかったのではないか、と考えます。

雪が少なくなると、こんな綺麗な紅葉は、見れなくなるかもしれません。

そう思うと、出会う景色は、やはり唯一無二のものだなあと思い、しみじみします。
まだ里では見られるので、紅葉狩りに出掛けてみてはいかがでしょうか?