新緑が眩しい季節ですね。
この時期の木の芽は、全部食べられるんじゃないかとおもうほど
美味しそうと思うのは私だけ。。?

さてこの時期は、『木の芽時期』といい、気圧の変化や気温の変化によって
自律神経が不安定になりやすい季節です。

さらに転職や入学・入社シーズンなどの、環境の変化が起こる季節だったり、
花粉症がある人はストレスを感じやすい季節ですね。

肝に負担のかかる季節

また、春は陰陽五経節で『肝』肝臓に関りがある季節となります。
木の芽が活発に生い茂るように、体内の血や気の巡りが活発に。
冬にため込んだ脂肪が血液に運ばれて、その分解に肝臓は忙しくなります。

しかし、ストレスや、そもそも日頃の生活習慣(例えば飲酒や寝不足)によって、
肝臓の働きが弱ってしまっていると、不調になって出てきてしまう、ということなのです。

肝臓が弱ると、目がかすんだり、生理不順やふくらはぎのむくみなどがあるかもしれません。
また、肝臓は『怒』の感情に関わっている臓器と考えられていますので、怒りっぽくなりやすくなり、
イライラしてしまう、という状況に。


対策として、肝経を刺激するポーズ、ヨガの体側を伸ばしたり、鼠径部に刺激を入れるポーズが有効でしょう。

イライラしたら、一息ついて

色々な理由でイライラしてしまうとき。

脳のメカニズムとしては、怒りを感じるとまず、『大脳辺縁系』という部分が働きます。
食欲・睡眠などの本能行動、情動、記憶、自律神経などの調整などをつかさどる部分です。

一方で、大脳新皮質の『前頭葉』は怒りをコントロールすることができます。
運動、言語、感情、理性、思考をつかさどり、大脳辺縁系が働いて生み出された怒りを
コントロールできますが、少し遅れて働くという特徴があります。

ということは!
ここでも大切になります。『呼吸法』です。
木の芽時期にも、自律神経を整えるのが有効なんですね。

気象病とヨガ

吸う・吐くのボリュームのバランスを同じにしながら、
まずは4カウントで吸って・吐くを繰り返してみましょう。

イライラしたら、深呼吸!

気候や環境の変化にも動じない、心と体を養っていきましょう。

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