梅雨の季節。雨の恵みはうれしいですが、
最近の傾向は、お水が多すぎのように感じます。

近頃は週末に雨が降る傾向で、せっかく休みなのになんだか調子が思わしくない、
という方もいらっしゃるようです。

なぜ天気が崩れる前に体調が変化するのか

天気の変化の前に、体調が悪くなるのは『気象病』と呼ばれます。
雨の前に頭が痛くなったり、めまい、吐き気、関節痛、疲労感、
気分の落ち込みなどの症状が出るのが特徴です。

気象病の原因は、大きな気圧や温湿度の変化、特に
気圧が低下するときに、自律神経が乱れることで起きるといわれています。

人の耳の奥には『内耳』という器官があって、気圧の変化を脳に伝える場所があり、
このセンサーが過剰に反応すると、自律神経が乱れて、気象病の症状が出てしまうそうです。

気象病の対処法

自律神経は、交感神経と副交感神経が互いにバランスをとって働いています。
交感神経は活動するとき、副交感神経はリラックスしているときに主に働きます。

このバランスを整えるのが、気象病の対処の早道となりそうです。
早寝早起き、朝食をとり、適度な運動、睡眠を十分にとる、お風呂につかる、などです。

また、内耳が過剰に反応する原因としては、内耳の血行が悪いことがあるので、
耳の後ろを温めてあげたり、耳をマッサージしてあげると効果があるそうです。

ヨガで自律神経を整える

自分のペースで動けるヨガは、自律神経を整える、『適度な運動』に当てはまりそうです。
さらには、ヨガで大切にされている『呼吸法』で、呼吸を整えることによっても、
自律神経を整えることができるでしょう。

まずは、ゆったりとした状態で、吸う・吐くを4カウントでバランスよく行ってみましょう。
慣れたら少しずつカウントを増やします。

吸う息は交感神経を、吐く息は副交感神経を優位にさせます。
なので、呼吸を整えると、自律神経も整えられていきます。

ぜひ、呼吸を整えることも取り入れてもらえたらと思います。

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